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成 型
-SEIKEI-
![PXL_20220429_005847249.PORTRAIT.jpg](https://static.wixstatic.com/media/0514ff_2ff8f919a76a4743b32e489e439b43de~mv2.jpg/v1/crop/x_272,y_363,w_2477,h_3306/fill/w_290,h_385,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/PXL_20220429_005847249_PORTRAIT.jpg)
![PXL_20220429_005827142.jpg](https://static.wixstatic.com/media/0514ff_7f78ff19e3fd455790bc8f9db38ae9ef~mv2.jpg/v1/fill/w_425,h_319,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/PXL_20220429_005827142.jpg)
鍛造・荒ならし後は、「成型」という作業を行います。
鍛造や荒ならしが終わった段階では、まだまだ包丁のような形をした鉄の塊です。「シャーリング」という機械で余分な部分を切り落とし、「エンドレス」や「グラインダー」という機械で削ったりして、形を整えていきます。
一度にたくさん同じ形の包丁を作る場合には、金型をはめ込んだこの(↑)プレス機で、1丁ずつ包丁の形に抜いていきます。クッキーの型抜きをするイメージです。1発で包丁の形になるので、シャーリングに比べて、かなりの時間短縮になります。
「シャーリング」という機械では、材料の余分な部分を切り落としたりして、形を整えていきます。大きなハサミのようなものです。数量の少ない製品を作る際や、特別な形のオーダーが入った際などには、この機械を使い、1丁1丁成型していきます。
この機械がなかった時代には、「切り箸」という鋏のような道具で、1丁1丁裁断していたそうです。力と根気のいる果てしない作業ですね...
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