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焼き入れ・焼き戻し

-YAKI IRE & YAKI MODOSHI-

いい刃物を作るのに欠かせない重要な作業「焼き入れ」。

この段階では、まだ切れる刃物にはなりません。800度ほどに熱した鉄の包丁を素早く水に沈めることで、鋼が急速に冷え固くなります。鋼が硬いままでは、割れやすい包丁になってしまうので、急冷後は再度150度ほどに熱して靭性を出す「焼き戻し」という作業を行います。鉄とステンレス、薄い両刃と分厚い出刃、など、鋼材や包丁の種類によって熱する温度がそれぞれ異なるため、材料によって適切な温度で焼き入れを行っています。​​

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